菜種梅雨
女将だより2026.02.20
こんにちは。
料亭やまさの女将、山上明紗でございます。
寒さの中にも春の足音が聴こえてくる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
来たる3月5日は、二十四節気の啓蟄(けいちつ)です。
啓蟄とは、これまでの寒さが和らぎ生き物たちが目覚める頃で、春の季語にもよく選ばれています。
まもなく春の花たちもいっせいに花を咲かせるでしょう。
その一方、3月から4月頃にかけては、雨の多い時期でもあります。
しとしとと雨が降り続くこの時期の事を「菜種梅雨」と呼びます。
菜の花が咲く頃の雨であることからその名が付いたといわれています。
雨の日は憂鬱になる日もあるかもしれませんが、雨の度に一歩ずつ春に近づいているのです。
そして、植物や小さな生き物にとっては、このやさしい雨が成長を促す恵みの雨となるのです。
静かな雨の日は、心を落ち着かせ、これまでの事を振り返り、未来に思いを馳せる日にしましょう。
三寒四温を繰り返しながら、少しずつ春に向かって行く季節ですので、どうぞ体調管理にはお気をつけ下さい。
料亭やまさ 女将 山上 明紗
閉じる